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診療案内 | 向山クリニック | 代官山・恵比寿の心療内科・精神科|代官山・恵比寿の心療内科・精神科

うつ病

うつ病

うつ病は、気分の落ち込みや意欲の低下が長期間続く精神疾患です。代表的な症状には、気分の抑うつ、興味や喜びの喪失、睡眠や食欲の変化、疲労感、集中力の低下などがあります。

身体の症状(頭痛・胃痛など)として現れることもあり、本人や周囲が気づきにくい場合もあります。

心理的・社会的なストレスや、脳内の神経伝達物質のバランスの乱れなどが発症の一因とされます。

当院では、初期のうつ状態から中等症・重症まで幅広く対応し、薬物療法だけでなく、休養や生活調整、対話による治療を重視しています。

発達障害(ASD・ADHD・LD)

発達障害(ASD・ADHDLD・LD)

発達障害は、生まれつきの脳機能の特性により、対人関係や生活全般で困難を感じやすい状態を指します。ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如・多動症)、LD(学習障害)という分類があり、これらの特性は、年齢とともに変化したり、複数が重なって現れることもあります。また、大人になってから特性に気づくケースも増えています。

当院では、診断名だけでなく実際の困りごとに着目し、本人の特性に合わせた支援や生活上の工夫を提案しています。

適応障害

適応障害

適応障害は、はっきりとしたストレス(職場・家庭・学校など)に対して、心や身体に症状が現れる状態です。代表的な症状には、不安感、抑うつ気分、睡眠障害、イライラ、身体症状などがあります。

ストレスの要因から距離を取ることで比較的早期に改善することが多いため、早めの受診と環境調整が重要です。職場環境の見直しや休職の提案、学校や家族との調整が必要となる場合もあります。

当院では、ストレス要因の整理と、必要に応じた診断書の発行・休職支援・再適応へのサポートを行っています。

思春期・青年期カウンセリング(対象は中学生以上の方)

思春期・青年期カウンセリング

思春期・青年期カウンセリングは、小学生から高校生までの子どもを対象に、発達・情緒・行動・人間関係などの困りごとに対応する専門的支援です。発達障害(ASD、ADHD、LD)や不登校、家庭内トラブル、情緒不安定、強いこだわりや不安、集団になじめないなど、幅広い相談が対象になります。

当院では、必要に応じて保護者との面談、学校との連携なども行います。診断や評価だけでなく、自己理解を促したり、家庭や学校での関わり方について具体的な支援を行うことを重視しています。

強迫性障害

強迫性障害

強迫性障害は、「手を何度も洗ってしまう」「戸締まりを何度も確認する」など、自分でも不合理とわかっていながらやめられない思考や行動が繰り返される病気です。強い不安や苦痛を伴うため、日常生活や仕事・学業に支障が出ることもあります。

治療には、認知行動療法や必要に応じた薬物療法を行います。当院では、症状の内容や程度に応じて、負担の少ない治療方針を一緒に考えていきます。

外傷(トラウマ)体験

外傷(トラウマ)体験

事故・災害・暴力・虐待などの強いストレス体験が心に深く残り、その後もフラッシュバックや過覚醒、不安、回避行動などの症状が続く場合は、トラウマ関連障害(PTSDなど)の可能性があります。

当院では、安心できる環境で丁寧にお話を伺いながら、必要に応じて心理療法や環境調整を行います。つらい体験を言葉にすることが難しい場合でも、ご本人のペースに合わせた対応を心がけています。

社交不安障害(あがり症)

社交不安障害(あがり症)

人前で話す、注目される、初対面と話すなどの場面で、強い緊張や不安を感じてしまい、避けたい気持ちが日常生活に支障をきたす場合は、社交不安障害の可能性があります。

単なるあがり症とは異なり、症状が慢性化すると対人関係や就労・学業に大きな影響が出ることもあります。当院では、不安の背景を整理しながら、認知行動療法や薬物療法を併用して改善を目指します。